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レポート②:中嶋理事長

 津波被災地にて自伐林業組織立ち上がる

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 岩手県大槌町吉里吉里地区は津波被災地域です。

 NPO法人土佐の森・救援隊が震災直後から自伐林業による復興支援させてもらっている地域ですが、このたび大きな節目を迎えました。

 被災者主体による自伐林業組織(集落営林組織)が立ち上がりました。彼らの覚悟が身を結びました。しかし、勝負はこれからです。我々も精一杯の支援をしていきたいと思っています。

吉里吉里林業大学校

 復活の薪プロジェクト
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 【写真】2011年06月24日の岩手県大槌町吉里吉里。(身に着けている防災服は「NEXCO西日本」の支援物品)

 この日は復活の薪チームにとって記念すべき日となった。吉里吉里林業大学校のスタート!で、里山の整備に着手する大きな一歩を踏み出せたのだから。

 「復活の薪」プロジェクトは、ガレキから薪を生産して売り上げ、ある程度の雇用の創出までつなげることを一つの目標にしているけれど、ガレキが無くなったらそれでおしまいの活動ではない。ガレキ処理と平行して山に入り、間伐を行うことで里山を整備し、林業再生のための活動を継続的にやっていくのだ。

 森林資源の豊富な三陸地方は、古くから漁業と林業を両立させてきた歴史を持つ。復活の薪をきっかけに、今回改めて林業を見直そうという機運が高まってきていたのだった。なんたって、「森は海の恋人」ですからね・・(^^)

レポート②:中嶋理事長_d0333343_16274448.jpg
 ただ、山を整備するといっても、木材一本の切り倒し方法から、運び出す方法まで、そのための知識がなくては何もできないのも事実。

 そこで今回、「吉里吉里林業大学校」と称して、NPO法人土佐の森・救援隊の精鋭の方々に教えていただくことになったのだった。

 メンバーの皆さん、はるばる高知県から、そして東京からもお越しいただいて、大変ありがとうございます!

【写真】講師の中嶋さん
by npo-tosanomori | 2013-07-26 19:07


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