カテゴリ:副業型自伐林家養成塾( 3 )

第5回副業型自伐林家養成塾③(平成25年度/高知県)

・第4クール(12月)
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12月のテーマは『軽架線』

講師 : 片岡正法氏(木の駅ひだか駅長)

・詳しくはここから

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■12月の研修内容は「軽架線」(成川順/報告・写真撮影/2013.12.21-22)

◆土佐の森方式軽架線の誕生

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 初日の午前中は、軽架線と林内作業車についての座学であった。午後は、茂平の森(日高村)で、それらを使っての一連の作業の流れを見学した。

 軽架線については、その生みの親ともいえる松本総括指導員が熱く語った。それは、およそこんな内容であった。

 「私は、80haほどの山林を持っていて、県職員をしながら、休みの日には、山仕事をしていました。30年前に林内作業車というものを手に入れ、(こんな便利なものがあるのか)と驚きました。一時、林内作業車は、大規模林業の高性能林業機械に押され、森林組合、木材生産業者などが全く使わなくなり生産中止の道を歩み始めていましたが、土佐の森方式による自伐林業(小規模林業)の全国的な普及により、その良さが見直され、最近は息を吹き返してきています。改良型の機種も出てきているようです。

 林内作業車を使って山中の木材を搬出する時、どうしてもうまくいかないことがあるのです。木材の縦の移動と横の移動がなかなかスムーズにいかないのです。それで、専門知識のある人に動滑車による力学的作動を、専門技術を持つ人にキャリア(鉄板製搬器)の設計を、それぞれ相談して工夫に工夫を重ねてできあがったのが、現在の「土佐の森方式軽架線」なのです。軽架線と林内作業車は、一体のものです。」
【写真】図を指し示しながら、軽架線誕生の歴史を熱く語る松本総括指導員。

軽架線とは

d0333343_7474757.jpg 林内作業車については、機械操作大好き人間の片岡指導員(「木の駅ひだか」駅長)が、得意のイラストを黒板いっぱいに描いて、わかりやすく説明した。

 土佐の森方式の自伐林業では、林内作業車は、木材の搬出のみならず、集材、運搬にも使う。

d0333343_7481193.jpg 軽架線による林地残材の搬出。この写真では木材の長さがわからないが、たいして太くもないのに、地面すれすれのところを引きずられて移動しているので、かなり長い木材であったと思われる。

 キャリアの鉄板は、厚さ1㎝、幅15㎝、長さ90㎝、重さ2.7㎏。4つの定滑車と1つの動滑車がセットされている。補助線(ワイヤー)を使うことにより、林内作業車から主索のスパンの長さの2倍(主索が100mであれば200m)離れたところの木材を引き上げることができる。


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 土佐の森方式の軽架線はキット化されており、高知県いの町枝川の綱屋産業(株)で販売されている。

 日本財団、国土緑化推進機構(緑の募金事業)などの助成対象機材になったことから全国に普及、森林ボランティア活動、自伐林家の間伐搬出作業に使われている。
◆現在の改良型「土佐の森方式軽架線」
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【写真】定期的に開催されている軽架線研修会(高知県本山町/吉野川森林救援隊)

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◆軽架線の実習

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 3班に分かれ、軽架線を使って林地残材の搬出を実地に行なった。私は、池さん、川端さん、長瀧さんと同じ班になり、林内作業車の操作から入った。写真は、長瀧さんが、作業道の下70mほどのところの木間に見え隠れするキャリアの動きを覗いながら、林内作業車を的確に操作しているところ。いつも感心するのだが、長瀧さんの機械操作能力は高い。

 次に、「ローテーション!」の号令がかかり、作業道の下70mほどのところに、草をかき分けながら、下りて行った。山中に集められていた林地残材を作業道へ引き上げるのである。長い補助線を使って、その地点まで遠くの残材を集めるという同時進行の作業もあった。玉子(木材の玉かけ用、1.5mくらいの長さ)をぶら下げたキャリアが下りてくると、動滑車のフックに木材を括り付けた玉子と付け替えて、作業道に引き上げるのである。

 再び笛が鳴り、「ローテーション!」の号令がかかる。林内作業車やチェーンソーのエンジン音で人の声がかき消されるので、現場では注意喚起の笛が活躍する。作業道に上がってきた木材を地面に下し、フックに玉子をつけて、再び下の現場にキャリアを戻すのが、ここでの作業である。最も体力を要求される現場であり、重い木材を着地させるときには、振り回されて、危険も伴う。

 午前中で軽架線の実習が終了したので、昼食の後、シイタケの榾木(ほだぎ)作りのための伐倒を行った。ファミリー・センターなどで売っている太くてまっすぐな榾木は、かなり選木されていることがわかった。

d0333343_749461.jpg 林内作業車は、集材や運搬も行なう。

 積まれているのは、3mに切りそろえられたA材である。軽トラに積まれているのは、およそ1.8mに切りそろえられたC材である。

 C材は、軽トラ一杯で、約3000円の計算である。

d0333343_7492293.jpg 伐倒され、作業道をふさいだシイタケ原木(ナラ)を解体し、1mサイズに切りそろえているところ。研修生たちの人海戦術で、作業は短時間で終わり、午後2時前に本日の研修はすべて終了した。

 深山の研修地では午後2時頃に終了するのは普通であるが「茂平の森」のように近場のフィールドで2時前に作業や研修が終わることは、珍しいことである。
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・第5クール(1月)

・第6クール(2月)

・第7クール(3月)
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by npo-tosanomori | 2013-12-22 18:58 | 副業型自伐林家養成塾

第5回副業型自伐林家養成塾②(平成25年度/高知県)

・第3クール(11月)
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 今回の内容は「作業道づくり」です。

 フィールドは、2年前の高知県副業型自伐林家養成塾の卒業生谷岡宏一君(20歳)の自山です。

谷岡少年の森

谷岡青年の森

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◆1日目/11月16日

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 谷岡青年は養成塾卒業後、佐川町のこの持ち山にて、お母さん(同卒業生)とともに自伐林業を開始して2年目ですが、このように、既に約1.5kmほどの作業道を敷設しています。最近の作業道はかなり上手になっています。成長が垣間見えます。

 高卒後未経験の林業に参入してまだ2年、大したものです。橋本さん言うとおり、自伐林業は覚悟があれば誰でも本当にできるということを身で証明してくれています。ちょっとひきこもり気味だった彼が、自伐林業でどんどん成長してきています。

 この日は講師の橋本さんによる、これまで作った作業道の検証と、悪い箇所の修正です。非常に勉強になりますね。真面目にとても頑張っている彼ですが、この山は条件に達しないないということで国の支援を受けられない山です。県単独及びNPO土佐の森・救援隊の支援を受けながら、何とか森林施業(作業道開設、間伐、搬出、運搬)を実施してきました。彼のおじいさんが植栽した山ですが、非常にいい森になりつつあります。26年度は国もちゃんと支援できるように変わってほしいものです。(中嶋健造)

谷岡青年の自伐林業

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・Make a difference! (成川順/報告・写真撮影/2013.11.16)

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 アメリカのシアトル在住の友人(在米23年の日本人)は、アメリカの学校教育が日本の学校教育と決定的に違うところは、「Make a difference!」と先生が生徒を指導している点だと言う。「Make a difference!」は「我が道を行け!」とでも意訳すればいいのだろうか。木材価格の長期低迷が続く日本国で自伐林家として生き残っている人たちは、努力と工夫、そして強烈な個性の人たちである。

 徳島在住の自伐林家・橋本光治さん(67)は、作業道づくりでは四国の第一人者と目されている人だが、元銀行員である。自伐林家として35年の試行錯誤の後、山林内に30kmの葉脈のように走る作業道を完成させた。長伐期、択伐による複層・針広混交林を実現したことにより朝日森林文化賞を受賞している。橋本さんは、後進にかくアドバイスする。

 「自伐林家を目指している人は、自分の身の丈に合った森林作業道を開設し、機械化し、自家労働で行うべきです。基盤整備の作業道は欠かすことができません。作業道を利用して、間伐を行い、中間収入を得るのです。皆伐はいけません。道の敷設が不可能なところは、土佐の森方式の軽架線で搬出すればいい。山林所有面積の少ない人は、いわゆる農家林家として生計を立てればいい。1年1kmの作業道をつければ、200万の補助金が出ます。間伐の補助金が80万、木材が64万で、年に344万になります。人に頼んだらダメですよ。自分でやれば、何とかなるものですよ」

 この日は、午前も午後も橋本さんが講師を務めた。午前中は座学で、午後は「谷岡青年の森」(佐川町古畑)で作業道づくりの現場を見学した。谷岡青年は、一昨年の養成塾の卒業生で、橋本光治さん、安藤忠広さんのアドバイスを得て、現在1300mの作業道を敷設している。橋本さんは、「作業道のカーブは、女性の体のようにまーるくするのです。この岩は砕きなさい。あの木は伐りたくなるだろうけど、残しなさい。」と具体的にアドバイスしていた。

【写真】中央が橋本さん、左が谷岡青年、右が研修生たち

d0333343_19381770.jpg 橋本さんの作業道づくりの解説は、エネルギッシュで、具体的である。

 今後、行政面で、自伐林業を組み入れようとしている佐川町(新町長の公約)の職員も3名、研修生に混じって、見学していた。

高知県佐川町長に堀見氏(2013.10.7/高知新聞より)
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◆2日目/11月17日

・若き自伐林家 (成川順/報告・写真撮影/2013.11.17)

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 前日に続き、「谷岡青年の森」で作業道づくりの実際を見学した。

 谷岡青年というのは、正真正銘の青年で、御年20歳、自伐林家の世界では注目すべき新進気鋭の若者である。春秋に富んでいるので、自伐林家としての成長が楽しみである。

 実は、私は、6か月ほど前に、1度この森を間伐したことがあるのだが、その頃と比べると、間伐も進み、道づくりも進み、森全体が明るく、落ち着いたものになっていて、驚いた。NPO法人 土佐の森・救援隊のサポートはあるが、基本的には、彼一人がコツコツと作業を積み重ねた結果であろう。

 「5秒ほどしてから返事をする」ご本人は、無口なほうなので、最初お姉さんのように見えたお母さんにいろいろ聞いてみた。

 「2年前、専門学校をやめて、うちでぶらぶらしていたので、副業型自伐林家養成塾を勧めました。いっしょに申し込み、私も受講しました。うちの山林は44haくらいあります。ユンボは120万、林内作業車は40万で、ネットオークションで買いました。1年で1300mの作業道ができました。私は勤めを持っていますので、休みの日しか手伝えません。危険な作業は、私の目がある時にやらせるようにしています」

【写真】谷岡青年にユンボの操作を指導する橋本さん(右)。私の目には、谷岡青年も神業のようにユンボを操作していたのだが・・・。

d0333343_19475263.jpg【写真・左】林道から入って50mほどのカーブをユンボを駆使して大改修している橋本さんとそれを感嘆して見学している研修生たち。

 この日1日がかりで、カーブ改修は完了した。d0333343_19483436.jpg

【写真・右】安藤忠広さん(橋本光治さんの弟子)に同行してきた平泉さん。一つ目の女鬼太郎みたいだが、右にも目はある。

 木工家を目指しているそうだが、なぜかユンボがお上手。
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◆3日目/11月18日

・「谷岡青年の森」での伐倒実技 (成川順/報告・写真撮影/2013.11.18)

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 養成塾3日目は、「谷岡青年の森」での伐倒実技だったが、和歌山県から来ている金子さんと私が、指導員の荒木さん(経験10年)について森の奥に入った。

 「谷岡青年の森」では、今年最後の伐倒だったが、荒木さんのチェーンソーを3人が交代で使い、午前午後合わせて20本くらいも伐倒しただろうか。すでに間伐が進み、樹間が空いていたので、「かかり木」(他の木の枝が絡まって倒れない)にてこずることはほとんどなかった。

【写真】「かかり木)を「木回し」で倒そうとしているところ。左:荒木さん、右:金子さん。

d0333343_20565915.jpg 林道の近くでは、A材の搬出をしていた。左から松本さん、尾立さん、入江さん。


・NPV活動(土佐の森グループ「谷岡青年の森」より)
 11月18日(月)、参加隊員は5名+谷岡青年。養成塾研修生は5名が参加。整備予定のエリアの伐採を完了。2t車1台のA材を「木の駅ひだか」へ搬送して、今年度の「谷岡青年の森」支援活動は終了です。
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◆4日目/11月20日

・トビを買った (成川順/報告・写真撮影/2013.11.20)

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 重い材木を人力でコントロールするときには、トビがないと、素手でやっていたのでは仕事にならない。トビを材木に突き立て、少し距離を置いて立ったまま、自らの体重プラス腕力で、てこの原理(支点・力点・作用点)なども応用しつつ、材木を扱うことができるからだ。場合によっては命に係わる場面もあり、これほど道具という物のありがたさを痛感することはない。

 必要に迫られて、いの町の林業専門店・綱屋でトビを買った。標準的なもので、金属の部分(2000円)と柄の部分(2500円)に分かれており、セットで4500円。組み立ては、自分でするのである。どうして「トビ」と言うのだろうか。金属部分が鳥のトビの顔と似ているからだろう。長さは136㎝、長年の試行錯誤の結果、この長さに落ち着いたのだろう。

 11月20日(水)は、茂平の森(日高村)で木材を搬出した。上の作業道から軽架線(50m)を張り、間伐材を引き上げ、2tトラック1台のA材、軽トラ6台のC材を「木の駅ひだか」へ搬送した。この日の積み込み、積み下ろし作業で、自分のトビを初めて使った。トビを使いつつ写真も撮るなんて芸当はできないので、この日の作業写真は写せなかった。
【写真】は、道具と機械に詳しい好永さんに完成してもらった私のトビ。トビの組み立てにもコツがあり、熟練が必要である。

d0333343_20522182.jpg 軽トラにより「木の駅ひだか」に運び込まれたC材は、総量を計量し、帰りに風袋(荷を下ろした状態)を計量し、引き算して、運び込み重量を記録し、翌月にモリ券の発行を受ける。そのモリ券で晩酌を・・・という「木の駅ひだか」のオリジナル事業である。

木の駅ひだか(C材で晩酌を!事業)

d0333343_20524061.jpg 松本さんは、日常的に、皆が帰ってからも残業を続ける人である。写真は、丸和林業(株)にチップ材を運ぶため、C材を2tトラックに積み込む松本さん。この日、フォークリフトを操っていたのは伊東さん。
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◆5日目/11月22日

・「土佐の森方式の軽架線」を使った (成川順/報告・写真撮影/2013.11.22)

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 11月の副業型自伐林家養成塾の最終日は、「司牡丹の森」(佐川町)で、軽架線の実地練習をした。片岡指導員のアドバイスはあったが、第一軽架線を4名の研修生だけで運用した。

 養成塾も5日目ともなると、週日ということもあり、出席率は高くない。遠いところから記すと、金子―和歌山、中西―本山町、成川―いの町、西本―日高村、の4名がこの日の研修に出席した。私は、3日目の伐倒と同じく、林業経験10年の金子さんと中継地点を担当した。金子さんも軽架線は初めてなのだが、10年の林業経験がものを言うようで、状況判断と体の動きは素早かった。

【写真】下から上がってきた間伐材を横移動の第一軽架線に付け替えているところ。右は上がってきた間伐材を着地させる尾立さん(昨年度の養成塾・卒業者)、左は着地した間伐材のワイヤーを第一軽架線に付け替える金子さん(今年の養成塾・研修生)。

d0333343_21463031.jpg 土場で間伐材を下ろし、ワイヤーを外しているのは西本さん(左)。林内作業車を操作しているのは中西さん(右)。

土佐の森方式軽架線とは?

d0333343_21464639.jpg この日、須崎から助っ人に来ていた「林業女子」の中村さんいわく、「自宅に林内作業車があったので、子供の頃からやらされてました」

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・第4クール(12月)

◆月 日  : 平成25年12月21日(土)/22日(日)
◆場 所  : 日高村沖名「茂平の森」
◆内 容  : 自伐林家実践研修

*トピックス
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今回のテーマは『軽架線』
講師 : 片岡正法氏(木の駅ひだか駅長)

・詳しくはここから

・研修生出席者
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21日:長瀧、池、川端、成川、掛水、西本、金子、入江、藤田
22日:長瀧、池、川端、成川、掛水、西本、金子、森田、北野、入江

・スタッフ
片岡、松本×3、好永、田植、福留、

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■副業型自伐林家養成塾必携書

『バイオマス材収入から始める副業的自伐林業』(編著:NPO法人土佐の森・救援隊理事長中嶋健造氏)は、土佐の森方式の解説本です。出版元は「全国林業改良普及協会」でネットで購入できます。
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by npo-tosanomori | 2013-11-17 19:07 | 副業型自伐林家養成塾

第5回副業型自伐林家養成塾①(平成25年度/高知県)

【座学&実践活動】

・第1クール(9月)
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【写真】第5回副業型自伐林家養成塾第1クール2日目(茂平の森・日高村/2013.9.22)

◆1日目(21日)
・副業型自伐林家養成塾・開講式。(成川順/報告・写真撮影)
 近年は、日本のみならず、世界中で洪水の被害が目立っている。地球温暖化による異常気象をその原因とする報道は多いが、はたして、それだけが原因だろうか?私は、森林の荒廃による山の保水力の減少が被害をより大きなものにしている、と考える。

 本日、副業型自伐林家養成塾が開講された。過去4年間に100名の卒業生を輩出している、NPO土佐の森・救援隊の主催である。今後、3月末まで月に5日のペースで、これから林業と関わってみようかな、と考...えている人たちのための実践的な講習会が持たれる。日本の地形には、農業も林業も小規模経営が実際的なのではないか、と私は考える。

 森林での作業は、どうしても危険を伴う。私は、森援隊で伐倒・搬出の活動しているので、全くの素人でもないのだが、自分の安全のため、仲間の安全のため、謙虚に受講しておくことにした。今年は時間的に余裕があるので、35回全出席を目標にしている。卒業の暁には、新たな地平線が広がっているかもしれない。
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◆2日目(22日)
・チェーンソーの実地練習 (成川順/報告・写真撮影)
 副業型自伐林家養成塾の初日には、チェーンソーについての座学(田村嘉永講師)があった。しかし、話が分かってもチェーンソーを実際に扱えるわけではない。それで、2日目の今日は、日高村・茂平の森(村有林)でチェーンソーの実地練習をした。森援隊が手がけている間伐の最前線である。午前中は、恐る恐る、各自3本くらい伐倒した。午後は、枝はらい、横木切り、搬出作業に汗を流した。

 写真は、午前中、福留さんの指導を受ける三木さん(四万十市・地域おこし協力隊)の雄姿。若くて積極的なので、上達はすこぶる早く、午後には、チェーンソーをにぎる姿が様になっていた。
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◆3日目(23日)
・チェーンソーで横木切り。(成川順/報告・写真撮影)
 副業型自伐林家養成塾の3日目は、日高事業所で、薪づくりの材料をつくるための、チェーンソー横木切りを行った。板材としては使い物にならないC材を、まず30cmの長さの丸太にしていくのである。次に、油圧式の薪製造機で切り裂いていくのである。捨てられる間伐材や雑木を少しでも有効利用しようという試みである。薪ストーブの改良が進み、今後、薪の需要は増大するであろうと予想されている。

 日高村の西本さんは、参加者名簿には、載っていない。どう...してかと言うと、初日に、間伐の相談にお母さんと来て、「今、隣の部屋で、副業型自伐林家養成塾というのをやってますから、受講されたらいかがですか?」と勧められ、そのまま受講を決めたといういきさつだからだ。受講生の中には、西本さんのように自分の山を持っていて間伐をどうしようかと考えている人も多いが、問題意識が明確なので、チェーンソーの訓練にも熱が入る。

 写真は、その西本さんの雄姿。「太い丸太を切っているところを写してください」と言うので、その注文に応じた。雑木でこんなに太い丸太はめったにない。雑木は堅いので、かなり苦労しながら、切り落としていた
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◆4日目(25日)
・自給自足的に生きる(報告:成川順氏/写真撮影)
 副業型自伐林家養成塾の4日目は、日高村・茂平の森(村有林)で伐倒、搬出の実際を学んだ。チェーンソーの練習とはいえ、それは現実の間伐作業でもある。また、C材の搬出は、軽トラックで「木の駅ひだか」まで運べば、研修生であっても、重量により何枚かのモリ券(1枚で1000円相当の地場産品と交換できる「いわゆる地域通貨券」)をもらえる仕組み(新・C材で晩酌を事業)になっている。

 今日は、兵庫県姫路市から来ている研修生の入江さんと作業を共にした。彼は、介護会社の社長で、いかにもそれらしい車に乗っているが、とても熱心であ...る。「介護会社の社長がどうして自伐林業なんですか?」と私が聞くと、「これからの時代は、個人も社会もあらゆる分野で、自給自足的に生きていかなければならないと考えました。地方の資源が生かせる時代の到来です」というような回答が返ってきた。

 写真の左が、その入江さんである。右は、指導に当たっている好永さんである。「茂平の森」は、ヒノキの森なのだが、樹高は30mくらいもあり、上の方では枝が密生しており、8割くらいは、他の木の枝にかかってしまう。処理がやっかいな「かかり木」というやつだ。それで、好永さんは、他の木にかかった伐採木を、道具を使って左右に揺さぶって、倒そうとしているのである。
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◆5日目(27日)
・NHKの「自伐林業」取材(報告:成川順氏/写真撮影.2012.9.27)
 副業型自伐林家養成塾の5日目は、佐川町・司牡丹の森(私有林)で伐倒、搬出の実際を学んだ。写真は、谷側にドドドドドーと轟音と共に倒れ込む直前のヒノキの大木である。樹高30m、直径40㎝くらいもありそうであった。危険を避けているため人は写っていないが、指導員(1名)、研修生(4名)、NHK撮影隊(3名)の合計8名が、かたずをのんで、伐倒を見つめていたのである。

 NHKの取材は、3日目(9月25日/ディレクター単独、日高村「茂平の森」)にもあり、今話題の「自伐林業」をテーマにするものであった。この日は、研修生の西本さん中心ということで、撮影が進んだ。なかなか多角的に取材しているように思ったが、放送時間が4分と短すぎるので、カメラマン氏の努力がどこまで報われるか、危ぶまれる。

 今回の養成塾レポートが少し遅れたのには、わけがある。28日、29日と連続して、森林保全ボランティア安全研修(ユンボの講習会)が、県立森林研修センター(香美市)であったので、それに泊りがけで参加していたからである。同じ養成塾・研修生の、長瀧さんも来ており、参加者14名の内5名が友人知己であった。NPO法人土佐の森・救援隊、こうち森林救援隊、朝霧森林倶楽部などのメンバーも来ており、いろいろ情報交換ができた。
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 今回の養成塾では、NHKの取材(テーマは「自伐林業」、ディレクターは岸田恵子氏/NHK高知放送)がありましたが、放映日時が決定しました。

 10月7日(月)朝7時45分から4分間程度。「おはよう高知」四国四県で放映されます。

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◆NHKの「自伐林業」放送(成川レポート/2013.10.5)

 10月7日(月)、午前7時45分から4分間、NHK・TVで「自伐林業」が流される。

 森林伐採の仕方には、重大な環境問題が絡んでおり、もっと長時間の番組にすべきだと思う。今後のNHKの問題意識と番組編成に期待したい。撮影現場に私もいたが、NPO土佐の森・救援隊の副業型自伐林家養成塾の研修のようすが番組の中心になるのではないだろうか。

 県内で間伐をしている友人に聞くと、たいがい「切り捨て間伐」をやっている。もったいない話だが、搬出が難しい場合、40年経過しているような大径木もそのまま山に残している。それに対し、土佐の森方式というのは、A材、B材はもちろん、雑木や板材としては使い物にならないような小径木も軽架線で搬出し、C材(薪、チップ)としての価値を持たせている。そのことにより林業が副業として成り立っているところが重要であろう。
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【写真】軽トラに森援隊のNPV活動フィールド「司牡丹の森」で、間伐したC材を積み込んだところ。この後、「木の駅ひだか」に運び、重量をチェックし、事務所に報告し、翌月初めに「モリ券」で支払いを受ける。(2013.8.28筆者撮影)

新・C材で晩酌を!事業(NPO法人土佐の森・救援隊)

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・第2クール(10月)

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【写真】第5回副業型自伐林家養成塾第2クール3日目(撮影:山本幸造氏、司牡丹の森・佐川町/2013.10.21)

◆1日目(19日)

・山中宏男/林業を語る(成川順/報告・写真撮影/2013.10.19)
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 副業型自伐林家養成塾の第2クール1日目は、いの町吾北で、山中宏男さん(71歳・土佐町在住)の林業全般にわたる話を聞いた。10代から林業に携わっているだけあって、植林、間伐、搬出、製材、建築のすべてにすこぶる造詣が深かった。自らの経験から自らの理論を構築してきた、高知県を代表する山師である。

 「日本という国は、つくづく生産者を大切にしない国ですね。林業はもちろんですが、最近のTPPなどを見ていてもそう思います」森羅万象に...一家言を持つ彼は、そんな言い方をした。「いごっそう」というのは、たぶん、彼のように、自らの体験から人間や人間社会をわしづかみにし、かつその本質を逃がさない男のことをいうのだろう。

a0051128_4535229.jpg 彼の座学は、必要以上に、脱線も多く、冗談も多い。

 午前午後の座学が終わってから、彼本来の家業である製材の実際を見せてもらった。唸りを上げる巨大な丸鋸を前にした時、柔和な彼の表情に緊張が走るのがわかった。私の壊れかけたカメラが、その瞬間をとらえた。
 製材の後、最後に、トビの使い方の実技指導があった。

【写真】移動式製材機で「製材についての薀蓄」を語る山中宏男さん&トビの使い方。


◆2日目/10月20日

・安藤忠広/作業道を語る(成川順/報告・写真撮影/2013.10.20)

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 副業型自伐林家養成塾第2クール2日目は、いの町上八川で、安藤忠広さん(64歳)から林内作業道の作り方を教わった。彼は、放牧型の畜産業から転じて、本格的に林業と取り組むため、6年前から林内作業道を作り始めている。午前の座学の最後には、小雨降る中、軽トラに分乗して、彼の作業道を見学した。現在その距離は5000mに達しているという。

 「道をつくるというのは、楽しいですよ。山を全身で感じながら仕事ができて、自分の生きた...形跡が残っていくのですから。師匠の橋本光治さんからは、『けもの道を追え!昔の道を追え!』と教わりました。
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 地形に逆らって真っすぐな道をつくると、すぐ水に流されてしまいます。水の通り道には、石を組んで洗い越しを設けています」

 5000mの作業道は、幅3m、ところどころに豪快な木組工法が見受けられる。7トンのユンボを駆使して、彼一人で工事を進めている。「ユンボがいろんな仕事をしてくれます。ユンボほどおもしろいものはないです」と彼は言う。間伐などは、「土佐の森・救援隊」が人海戦術でサポートしている。  午後は、小雨の中で、ユンボの実技講習があった。

【写真】7トンのユンボの操縦席に乗って、その操縦法について解説している安藤忠広さん&木組工法。

 彼は、25坪の木造の交流施設を持っているが、伐倒、搬出、製材を自分でしたので、坪単価は20万で建設できたという。現在、高知市内で木造建築を手掛けているが、山中の自宅敷地に建てるようにはいかないが、だいたい坪40万でできるという。

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【写真】633美の森交流館


◆3日目/10月21日

・養成塾メンバーは多彩(成川順/報告・写真撮影/2013.10.21)

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 副業型自伐林家養成塾の第2クール3日目は、佐川町・司牡丹の森で、間伐(伐倒、搬出)の実技講習であった。

 土曜日曜の研修に続く3日目の月曜研修である。参加した養成塾メンバー6名がどこから来ていたのかというと、金子―三重県、入江―兵庫県、小松―高知市、西本―日高村、長瀧―佐川町、成川―いの町、と多彩であった。年齢層も幅広く、養成塾に至る人生経験や背景も多彩で、興味深い。

 午前中は、間伐(伐倒と軽架線による搬出)を2班に分かれて行動した。私は、小松さん、西本さん、長瀧さんとともに、間伐(伐倒)コースを選択した。指導は、言葉遣いの丁寧な江渕さん。
【写真】谷に向けて伐倒する小松さんのチェーンソー・ワーク。写真には写っていないが、彼の背後に4名の目が光っていた。

d0333343_2093680.jpg 午後は、運び上げた材木を適当な長さに切ったり、車に積み込んだりする作業をした。林内作業車とワイヤロープが強力を発揮してくれるのだが、材の動く方向付けは、人力に頼ることとなる。私は材木が次にどう動くかを十分に予想できないので、C材を軽トラに運び込む以外の仕事は、先輩たちの果敢な動きを眺めていた。

 C材は軽トラに人力で積み込み、日高事業所に運び込む。2トン車に積み込むA材は、その前に林内作業車に集める必要がある。ここでも「林業女子」の中村さんが林内作業車を操作していた。


◆4日目/10月23日

・雨の行方(成川順/報告/2013.10.27)

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 副業型自伐林家養成塾の第2クール3日目は、日高村・茂平の森で、間伐の実技講習の予定だったが、雨のため中止になった。
【写真】日高村・茂平の森での間伐のようす(2013.9.25)

[閑話休題] 成川順氏
 私は、少年のころからオオカミに関心があって、文献をあさり、内外を旅してきた。それは断続的に50年以上も続いている。動物学者ではないのだが、私が詳しい分野があり、時々原稿依頼が舞い込む。オオカミは、森林生態系の頂点に位置する動物なので、世界のオオカミは、世界の森林の衰退に影響を受け、激減している。森の衰退によ...って生存を脅かされ始めているのは、オオカミだけではない。

 日本の森林率はおよそ国土の68%で、フィンランドに次ぐ世界第2位の森林国である。そのおよそ半分は人工林が占めており、1000万haある。人工林のうち、スギが45%、ヒノキが25%で、アカマツ、クロマツ、カラマツなどがそれらに続く。人工林のおよそ70%はスギかヒノキなので、人工林は天然林(およそ広葉樹林)と比べると、保水力に劣るといえる。

 森林があるとないでは、降った雨の行方に影響する。もちろん、天然林、間伐された人工林、間伐されていない人工林の違いは大きいが、およその話をすると、降った雨は、森林がある場合、樹木から蒸散するー15%、蒸発するー25%、地表を流れるー25%、地下水となるー35%となる。森林がない場合、蒸発するー40%、地表を流れるー55%、地下水となるー5%となる。注目すべきは、森林がない場合、地表を流れる水が30%も増えることである。

 近年、洪水や土石流の被害が日本でも増大しているが、異常気象ばかりが「犯人」にされがちだが、国家100年の大計を見失った森林行政も「共犯者」として忘れてはならない。つまり、洪水や土石流の原因は、①拡大造林(昭和25年から45年にかけて大量の針葉樹が植林された)②林業の衰退(安い輸入材におされ、木材価格が低迷し、林業が産業として成り立ちにくくなった)によるところが大きい。

 洪水や土石流の被害は天災として報道されることが多いが、実は、人災ととらえるべきなのである。

d0333343_20163551.jpg 右の写真は、アメリカのシンリンオオカミです。世界的に、猛獣、猛禽類が、絶滅の方向に向かっています。

 ニホンオオカミはすでに絶滅しました。そのニホンオオカミにとどめをさしたのが、拡大造林であったと考えています。撮影筆者。


◆5日目/10月25日

・薪泥棒が出た (成川順/報告・写真撮影/2013.10.28)

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 副業型自伐林家養成塾の第2クール4日目(通算10回目)は、日高村・「木の駅ひだか」での薪づくり講習であった。折から27号と28号の台風が接近しており、すでに河川は溢れんばかりに増水、公共交通機関は混乱、中山間地の道路がそこここで通行不能になっていたので、研修生の参加は私1人だった。私の薪づくりは、4回目だったので、薪倶楽部(会員200人、年100トンの薪を生産)の一会員として、油圧式薪製造機を動かす仕事をした。

 10月初めに、夜間に良心市の...薪が盗まれるという前代未聞の事件が起こった。「盗まれたのは、どこの薪ですか?」と聞くと、片岡駅長は、その場所を指差して、「あそこです。800㎏やられました。軽トラで2台分くらいでしょうか。パトカーがすぐ駆けつけてくれました。ものがものだけに、足がつきやすく、捕まるんじゃないですか。捕まったら、求刑は、火あぶりですな。レアでもミディアムでもなく、ウェルダーンですな」と言った。

 私は、盗まれて空間になったしまった場所を見て、言葉がなかった。というのは、私が苦労して積み上げた薪がそっくりそのまま姿を消していたからである。周囲をはばかりながら、短時間に、かなりの重労働をこなしたことが想像される。格差社会で追いつめられた人が、銀行強盗ができなくて、盗んだのかもしれない。良心市の価格で計算すると、時価24000円になるのだろうか。捕まらなければ、……。

 NPO法人土佐の森・救援隊の地道な活動に、社会的な関心が高まっている。取材、見学はしょっちゅうのことである。今月は、NHKの「自伐林業」が全国放送にまでなった。この日は、高知新聞・政経部の小笠原記者の取材があった。林業を広範に取材している彼は、「薪づくりの現場写真が撮れるのは、県下にここぐらいしかないんですよ」と言った。また、彼と交代するかのように、高知大学の10名ほどの学生さんたちが見学に来た。片岡駅長から軍手を配布され、楽しそうに薪割りを体験していた。

 今の時代になぜ薪なのか?それは、C材(間伐材)の有効利用と温暖化対策になるからであろう。石油や石炭などの化石燃料を燃やすと、二酸化炭素を発生する。薪を燃やしてもやはり二酸化炭素は発生するが、それは、光合成の時に空気中から吸収した二酸化炭素以外ではなく、±0の二酸化炭素である。薪倶楽部が生産する年間100トンの薪は化石燃料の節約と二酸化炭素の排出抑制に微力ながら貢献しているはずである。

【写真】盗まれる前、私が積み上げた薪の山。


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◆新聞記事から(2013年8月28日/高知新聞)

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◆ご案内【募集開始】

f0126949_4402910.jpg副業として林業収入を得たいと考えている方

自分の山をきちんと管理したい方

定年退職後の生活設計を林業でと考えている方

地球温暖化を憂い、なにかをしたいと考えている方

間伐から木材・林地残材の搬出や運搬まで、林業技術を学んでみませんか!

長年の実績を積んだNPO法人土佐の森・救援隊や専門の一流講師陣による安全でシンプルな林業技術を初歩からていねいに学んでいただきます。

        NPO法人土佐の森・救援隊

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・参加申し込み、問い合わせは・・・
NPO法人 土佐の森・救援隊
高知県高岡郡日高村岩目地字中山940-1
担当:片岡(かたおか)
TEL:0889-24-5444
FAX:0889-24-5399
Mail:tosa-wood@kochi.email.ne.jp

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[参考・1]

 平成25年度高知県副業型林家育成支援事業計画書(平成25年7月5日に、NPO法人土佐の森・救援隊が高知県林業振興・環境部森づくり推進課長に提出したものです。)

 この計画書には、「地域活性化、定住、自立の新しいスタイル」を具体的な形にした政策提言を盛り込みました。提言した「新しいスタイル」については7月8日に新藤総務相が「自伐林業」の現場を視察した際に期待感を示しました。(新聞記事から

 しかし、高知県からの交付決定通知では関連経費予算は削除され、担当官から「新しいスタイル」を行うなら独自に進めて欲しい、とのコメントがありました。

 そのようなことから、今年の募集パンフレットには、不在村地主をはじめ、現在も将来的にも森林を適正に管理できない小規模の森林所有者の相談窓口を開設することを記載しています。

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[参考・2]

新聞記事から(高知新聞) 自伐林業「普及を応援」
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by npo-tosanomori | 2013-08-14 05:47 | 副業型自伐林家養成塾