自伐林業(土佐の森方式)について

中嶋健造NPO法人土佐の森・救援隊理事長

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◆土佐の森方式による林業従事者45万人の可能性

 土佐の森方式(自伐林業、C材で晩酌を!など)の特徴は、林地残材や切り捨て間伐材を燃料利用する収集運搬業に必要なものは、軽トラとチェーンソーぐらい。要するに副業として簡単に参入できることが最大の特徴。集約林業は高性能林業機械必須、専業雇用必須等参入には極めてハードルが高い・・・続きはここから

◆集約林業の問題点

 集約林業の問題点は所有と施業の分離。これは間伐施業における山林所有者の収入はほとんどないことを意味する。収入があるのは施業する業者のみ・・・続きはここから

◆高性能林業機械が・・・

 雨に濡れながら放置されています。ここは、とある第3セクター素材生産業者の事務所前広場。数年前は、林野庁の新生産システムの花形として脚光を浴びていましたが、現在は無惨に・・・続きはここから
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■「自伐林業」に関するフォーラム&シンポジウム

 山林所有者が山を自ら手入れする「自伐林業」の普及に向けたフォーラム(主催はNPO法人土佐の森・救援隊)が平成25年5月18日、高知市で開かれた。

 また、平成25年9月28日には高知市の四国森林管理局にて、国民森林会議主催で「自伐・小規模林業の意義と可能性」というシンポジウムが開催された。

自伐林業推進フォーラム

シンポジウム自伐・小規模林業の意義と可能性

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■自伐林業(土佐の森方式)の解説本

 NPO法人土佐の森・救援隊の中嶋健造理事長が取り纏めた『バイオマス材収入から始める副業的自伐林業』という、自伐林業(土佐の森方式)の解説本です。出版元は「全国林業改良普及協会」。

 現在、中嶋理事長は大震災の復興支援活動を含め「自伐林業の全国展開」を推し進めていますが、この取り組みはマスコミにも多々とりあげられ話題となり、全国の地域(自治体)に確実な広がりを見せています。
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広がる土佐の森方式
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 NHK(全国版/総合テレビ)も「NHK製作番組」で「土佐の森方式」を紹介してくれました。代表的なものは「ご近所の底力」、「サキどり↑」。また、全国版の朝のニュース(おはよう日本)では「限界集落対策(限界集落在宅高齢者薪宅配事業)」が取り上げられました。(これらは現在「NHKエコチャンネル」の動画で見ることができます。)
【写真】NHK製作番組(サキどり↑)で、土佐の森方式の森林ボランティア活動(間伐・林地残材搬出・バイオマスエネルギー地域システム・森林証券[モリ券]制度など)を解説する中島事務局長。左は実践活動の収録で主役となった「林業女子」の戸梶友子さん

・NHKエコチャンネル

  楽しく遊んで森を再生(林業女子の活躍、サキどり↑)
  間伐材で高齢者を支援(限界集落対策、おはよう日本)
  森を守って地域も振興(モリ券制度を導入した鳥取県智頭町の取り組み。)

 また、平成23年6月9日に東京で行われたフォーラム「我が国森林・林業の再生をいかに進めるか」で、内閣官房国家戦略室の梶山内閣審議官とともに基調講演を行い、政府がすすめる「森林・林業再生プラン」の真逆の取り組みとして「自伐林業(土佐の森方式)」の概要を発表しました。

我が国森林・林業の再生をいかに進めるか

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・基調講演

 梶山恵司氏(内閣官房国家戦略室・内閣審議官)
  「森林・林業再生プランの考え方と今後の取組」

 中嶋健造氏(NPO法人土佐の森・救援隊事務局長)
  「副(複)業型自伐林家のススメ 全国に広がる土佐の森方式」

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 このフォーラムを契機に、与野党の国会議員の現地視察が相次ぎました。

国会議員による自伐林業(土佐の森方式)の現地視察

 さらに、総務省が「地域の元気創造本部」を発足させ、13人をメンバーとする「地域の元気創造有識者会議」が設けられ、そのメンバーに中嶋理事長が委嘱されました。「土佐の森方式の地域を元気にする施策」を提言した関係から、総務大臣が自伐林業(土佐の森方式)の現地視察に訪れました。

新藤総務相が自伐林業の現場を視察
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by npo-tosanomori | 2013-07-18 00:18


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